参道の補修

2023年6月26日、27日


目地(石畳の隙間)はすぐ草が生えるので、何度も草刈りをしているのですが、
草刈り機のヒモがすぐ切れてしまってとても作業がしにくい場所でした。
そこで、草を生えにくくするために、目地の隙間をセメントで埋める作業をしていただきました。
とても蒸し暑く、陰になるところもほとんどない中、朝から夕方まで一日作業でがんばってくださいました。

作業をして下さったみなさん、ありがとうございました!

まず、草や土、石などを取り除いています。

セメントを作って、地道に手作業で埋め込んでいきました。
坂道にずっとかがんでの作業なので、とても腰が痛そうでした。

目地の隙間にセメントを入れた後、丁寧に綺麗に整えて下さっています。
セメントはすぐ乾いてボロボロと固まってしまうため、すばやく整えていくのが大変そうでした。

翌日、残っていた参道の両脇を埋めていただきました。

石段の両脇のコンクリートも割れていたので、補修していただきました。

本山お差し向け布教

2023年6月14日、15日


本山差し向け布教が勤まりました。

地元の方々に参道や境内の草刈りや幕吊りをしていただきました。
ありがとうございました。

14日の10時と19時は西雲寺で勤まりました。

今年の布教師を勤めて下さったのは、福井憲雄師(新潟)です。

14時は安田道場で勤まりました。

15日には、坪谷道場と本堂道場で勤まりました。
午前は坪谷道場です。

午後は本堂道場です。

お越しいただいたみなさん、ありがとうございました。

慶讃法会【本山佛光寺】

2023年5月14日


大型バス2台・中型バス1台に乗って、本山・佛光寺(京都)での慶讃法会へ団体参拝に行ってきました。
計70名のにぎやかな参拝になりました。

午前は、佛光寺本廟に参拝しました。

導師を末定さんに勤めていただきました。
ありがとうございました。

本廟でお昼のお弁当を食べました。
京都の味を堪能出来てとても美味しかったです。

お昼過ぎ、小雨の降る中、佛光寺に参拝しました。
特別展示を拝観した後、おつとめをし、ご法話を聞き、宗務総長のごあいさつを聞き、浪曲「親鸞聖人物語」を聞きました。

帰敬式(おかみそり)も行われました。
受けられたみなさん、おめでとうございます。

バスを待つ間、佛光寺の静かな空間の中で、屋根の下でおしゃべりをしたり、ショッピングをしたりと、みなさん思い思いに過ごされていました。京都の空気に触れ、とてもまったりとした時間を過ごせたなと感じました。

バスが到着し乗り込むと、本山の方々やスタッフのみなさんが雨に濡れながら大きく手を振って見送ってくださいました。私は赤ちゃん連れだったので個人的に不安もありましたが、本山に足を運んで本当に良かったと心があたたかくなりました。

4年ぶりの団体参拝は、とても楽しく華やかでした。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

永代経 2日目(お日中・お逮夜)

2023年4月7日


2日目の永代経が始まりました。
雨が強くて足元の悪い日でしたが、御門の下で境内を眺めた時に、落ちた花びらが雨で揺れる様子が綺麗だなと感じました。

午前7時 おあさじです。

お日中(10時~12時)には、福井市内・西安居の方々がバスでお参りくださいました。

昨日に引き続き、布教は沙加戸弘師です。

毎回、筆頭総代の高橋文男さんがごあいさつくださいました。

お昼です。お寿司を作って下さいました。とても美味しかったです!

お逮夜(14時~16時)には、国見・坪谷の方々がバスでお参りくださいました。

今年は風尾町の方が仏像展を開いてくださいました。
すべて手作りだそうです!

また、今年も地区内で人形展、洋画展を開いてくださいました。

14時、お逮夜です。

殿下地区の道草だんごの会さんが、おはぎや桜もち、葉ずしを販売されました。
とても賑わっていました。

片付けもしていただきました。
雨の中、みなさん今年もありがとうございました!

永代経 準備・1日目(お初夜)

2023年4月6日


参道や境内の草むしりをしていただきました。

もち作りもしていただきました。

幕張りやちょうちん吊りなどの準備もしていただきました。

初日の夜7時、お初夜です。
高橋文男さんにお調子をとっていただきました。

布教は滋賀県からいらっしゃった沙加戸弘師です。
迫力のある力強さや独特のリズムがある語り口調で、ぐっと引き込まれたり時々くすりと笑ってしまうようなご法話を聞かせていただきました。

御正忌報恩講

2022年11月29日


28日と29日の朝に、お飾りのおもち作りや、お寿司(おとき)などの準備をしていただきました。

今年も御正忌報恩講が勤まりました。
午前10時です。お日中が始まりました。

午前と午後に分けて、親鸞聖人の一代記『御伝鈔(ごでんしょう)』が読み上げられました。

今年は看護師さんと葬祭ディレクターの方をお迎えして、住職と対談を行いました。

午前の部では、『いのちの最期の現場で』と題して、それぞれの現場の現状ついて教えていただきました。

どちらの現場でも、「延命するかしないか」を家族が判断しなければならない時に相談を受けるという話題が挙がりました。急には重い。本人にとってはそれでいいのか。自分一人でが決めてしまったから、遠方にいる他の家族に言えない。生きているのにお葬式の準備をしていいのか。など、ご家族の葛藤を教えてくださいました。その上で、自分の死を受け止めるのも大事だけど、その家族がどう死を受け止めるかも大事だと話されていました。

また、それぞれの現場での事例も教えていただきました。

看護師さんからは、家族がお見舞いに来てくれていた方の話がありました。ひ孫までが見舞いに来るし、亡くなってもひ孫たちがご遺体を怖がることもなくずっとそばに寄り添っていた。その方は、生前から家族に尽くしていたそうです。子どもや孫と関わるのは難しい時もありますが、日頃からの付き合いを大事にした方が良いと話されていました。

葬祭ディレクターさんからは、肝臓がんで亡くなった方の奥さんの話がありました。肝臓がんだったので、ご主人の体には黄疸が出ていたそうです。なので「お化粧をしますか?」と聞いたところ、奥さんは「この黄疸は主人が頑張った証なので、お化粧はしないでください」と答えました。その瞬間、その場がご主人の闘病を激励する場になったと感じたそうです。

午前の対談を聞いて、堂内から話をして下さる方もいました。その方は旦那さんを突然ガンで亡くされました。当初はなかなか向き合うことができませんでしたが、亡くなってから毎日写真を見ながら話しているそうです。急な別れはなかなか受け入れがたいものですが、この方が家族の死を受け入れていく姿を聞かせていただきました。

お昼(おとき)は、お参りの皆さんと座敷でいただきました。

午後2時、お逮夜が始まりました。

対談の前に、お飾りのもちが入った温かいぜんざいをいただきました。

午後の部では、『平生業成(へいぜいごうじょう)を大切に』と題して、午前に引き続き本人にとって家族にとっての「死」について話を深めていきました。

看護師さんが「よく見舞いに来る家族は、看取りの際も和やかなんです」と言うと、葬祭ディレクターさんが「そうですね。お棺にお酒を入れるくらい賑やかなお葬式もあります」と大きく頷いていました。「孫の祭り」という言葉もあるそうです。

看護師さんは、遺影にしたい写真を何度も用意したりして、生前から死を意識しておくことが大切だと話されました。また、介護士が不足しているため、病床の数を減らさざるを得ない施設が増えてきており、施設への入所がだんだん難しくなってきている現状も教えていただきました。

葬祭ディレクターさんは、コロナで亡くなるととても大変だと話されていました。亡くなってから24時間以内に火葬しなければならず、蓋越しに顔だけ見る形になり、お骨も職員の方が拾うことになるそうです(コロナによる対応は市町村などによって異なる可能性があります)。葬儀社の職員も防護服を着なければならず、着るととっても暑いそうです。

また、葬祭ディレクターさんが心に響いた姉弟の事例を話してくださいました。弟が自死したそうです。いきなりのことでお姉さんは初めは茫然としていましたが、少し落ち着き、ボロボロと涙を流しながら「あなたが先に浄土に行ってるなら、何も怖くないわ」と言ったそうです。その言葉を聞いて、お浄土には先に行って待っていてくれている人がいる、そう感じたとおっしゃっていました。

対談の中で、家族の中でのコミュニケーションが大事だという話がありました。それを受けて会場にいた高齢の方からは「自分が死んだ時の話を、若い人に言いにくい」と意見が出、それを聞いた若い人から「死んだ時どうする?って、本人に聞きにくい」と意見が出ました。そこで葬祭ディレクターさんが、普段からコミュニケーションが難しい家族へ「エンディングノート(生前に自分について詳しく書き留めておくノート)」を紹介してくださいました。会話のきっかけにしたり、自分の気持ちを伝える手段にしていただければと話されていました。いただいた見本をお御堂に置いてありますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

今回の対談では、家族全員で「死」を意識する大切さが語られたと感じます。会場からは「若い人を集めて、またやってほしい」という声もいただきました。若い方々がお寺とかかわりを持つ機会が少ないという現状はありますが、幅広い年代の方が「自分の死」「家族の死」「大切な人の死」を受け止めていくために、お寺という場を生かしていけたらと思います。

最後に、総代の高橋文男さんにごあいさついただきました。

後片付けもしていただきました。
ありがとうございました。

足を運んでお参りくださった方々、対談の席に快く座っていただいた奥田さん、神田さん、また、気持ちを寄せて下さった方々、本当にありがとうございました。

報恩講 2日目

2022年10月19日


午前7時。おあさじです。

午前9時過ぎ。坪谷からのバスが到着しました。
お迎えできずすみませんでした。

午前10時。最後のおつとめ、満日中が始まりました。

今日もとても賑わっていました。

後片付けをしてくださいました。
最後までありがとうございました。

最後になりましたが、今年の報恩講に色どりを添えてくれた素敵な作品たちです!
みなさん、本当にありがとうございました。

報恩講 1日目

2022年10月18日


今年も無事、報恩講がつとまりました。
バスの団体参拝の分散、マスク着用などの感染予防にご協力いただきましてありがとうございました。
まだ3台のバスが集まってにぎやかにお参りとはいきませんでしたが、今年もそれぞれの時間帯でみなさんにお会いできたことがとてもうれしかったです。

朝8時。早朝から台所に立ってもらい、お参りの方々にお持ち帰りいただく五目ずしを作っていただきました。

役僧さんが始まりの鐘を鳴らしてくださいます。

国見からのバスが到着しました。

午前10時。今年の報恩講の最初のおつとめ、お日中が始まりました。

今年も内容を4回に分けて、親鸞聖人の一代記『御伝鈔(ごでんしょう)』が読み上げられました。

法話は住職がつとめました。(今夜のお初夜以外です)

お昼です。
おとき(昼食)の代わりに、五目ずしをお配りしました。

今年は、催し物もたくさんありました。
屋内では、二ツ屋の方が手作りされた「布遊び」の作品と、武周の方が手作りされたお人形を展示させていただきました。

屋外では、むったーさんにキッチンカーを出していただきました。やわらかくて大きなたこ焼きで、熱々のまま美味しくいただきました。

御門では、道草だんごの会の方々と仏具店の方が、参拝される方々を迎えてくださいました。
道草だんごの会は、当日の朝に作ったおはぎと採れた原木シイタケをならべてくださいました。原木しいたけはとても綺麗で大きく、分厚く食べ応えがあって美味しかったです。
また、仏具店の方は数珠やお線香、和菓子など様々な品を並べられていて、見させていただくだけでもおもしろかったです。

休憩時間だったので誰もいませんが、こんな感じで出店していただきました。

福井・西安居からのバスが到着しました。
お迎えできずにすみませんでした。

午後2時。お逮夜が始まりました。

毎回、筆頭総代の高橋文男さんにご挨拶していただきました。

午後7時。お初夜です。
今年も、武周の世話方の方々に『行譜正信偈』のお調子を取っていただきました。

法話は、越前市の光善寺住職、鶴峰章師がつとめてくださいました。

夜遅くまで、ありがとうございました。

報恩講 準備

2022年10月1、14、16、17日


今年も、報恩講をつとめるために多くの方に準備をしていただきました。
ご助力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

10月1日と14日に、参道や境内、お寺の周りの草刈りをしていただきました。

10月16日には、仏具のおみがきと、幕吊りなどの準備をしていただきました。

展示の準備です。

10月17日には、お御堂や納骨堂、廊下や窓などの掃除と、お飾りのもち作りをしていただきました。

ありがとうございました!

門徒研修会

2022年7月2日

今年は西雲寺にて門徒研修会が勤まりました。

事前に地元の方々に草刈りや会場設営などの準備をしていただきました。

当日は受付や駐車場係などを行っていただきました。
おかげさまで何事もなく円滑にすすめることができました。ありがとうございました。

とても暑い日になることが予想されたので、各所にキンキンに冷えたお茶を用意していただき、うちわを配りました。

講師を務めて下さったのは、一楽真師(大谷大学学長)です。

お昼のお弁当は、地元の方々に作っていただきました。
葉ずしをはじめ品数も多く、優しい味でおいしかったです。とても好評でした。
作っていただいた個数も多く、準備も大変だったことと思います。本当にありがとうございました。

お寺ごとに部屋を分けて昼食をいただきました。