しだれ桜 実況中継

2021年 3月30日


納骨堂の前にあるしだれ桜はちょうど見頃です。
お御堂と玄関の前にあるしだれ桜は、上の方が満開になってきました。

濃いピンクのつぼみ、うすいピンクの開きかけの花、完全に開いた白い花が入り混ざっているので、強いピンクながらもどこか優しさを感じます。

これからしだれ桜は白い花が多くなって満開をむかえ、それから徐々に淡い緑の若葉が見られるようになっていきます。
みなさんの好きな色合いの桜はどの段階でしょうか。

色彩豊かに私たちの目を、心を楽しませてくれるしだれ桜を、今年もどうぞ満喫して下さい。
4月7日と8日の永代経の頃まで咲いていてくれるといいのですが・・・

現在、日没から9時までライトアップをしています。
写真ではライトの影響で緑色に光ってしまいますが、目で見ると写真の左側のようにちゃんと照らされていますよ。

掲示板(3月30日)


掲載が遅くなってしまいましたが、3月の掲示板です。

ふきのとうが食卓をにぎわし、梅の花が咲きほこり、待ち遠しい春の訪れを感じさせてくれる頃となりました。

私は小鳥が好きで、以前イカル(まめころばし)を飼っていましたが、これも春告げ鳥です。

しかし、ここ数年その鳴き声を聞いたことがありません。

さて、春告げ鳥の代表はうぐいすですが、いつ鳴いてくれるのか待ち遠しいことです。皆さんはうぐいすが鳴いたのは春になったからであると思われるかもしれませんが、そうでは ありません。

春の陽気に催されてうぐいすが鳴いたのです。大地の中に眠っていたミミズやカエル、蛇たちも春の陽気に催されてもぞもぞしていることでしょう。

私たちがお念仏申すのも同じことです。私が賢くてお念仏申すのではありません。弥陀の本願の催しによって念仏申させていただくのです。十劫(じっこう)の昔より、本願の名号が私たちに念仏申せと呼んでいて下さるのです。(老僧)

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しだれ桜 開花

2021年 3月25日


しだれ桜の開花を確認しました!

納骨堂の前にあるしだれ桜です。
距離が遠すぎて、写真ではぼやけてしまいましたが、
まだ、写真の真ん中、枝に囲まれている辺りのピンク(蕾)の中に、白(花)が見えるな~という開花状況です。

いつもの蕾の様子です。
ピンクさが濃くなりました!

それから、報告です。
現在、桜の枝を支えてい支柱の補強作業を行っています。

赤いカラーコーンの箇所は、支柱の根元を乾かすために穴を掘ってありますので、
境内にお越しの際は、どうぞ足下に気を付けて下さい。
よろしくお願いします。

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雪囲い外し

2021年 3月21日


早朝からの町内の奉仕作業に引き続いて、西雲寺の雪囲い外しも行っていただきました。

今日はしとしとと降り続く天気で、みなさん雨に濡れて寒い中の作業となってしまいました。
また、手元や足下が濡れて作業しにくかったと思います。無事に終えられてほっとしました。

おかげさまで西雲寺が春の装いに衣替えできました。ありがとうございました。

みなさん、風邪をひきませんように。

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しだれ桜 実況中継 開花予想

2021年 3月18日


みなさんこんにちは

今年の殿下地区の桜まつりも、中止になったそうです。

桜は、ちゃくちゃくと開花準備を進めていますよ!
各社の福井県のさくら開花予想は、3月25日(木)か26日(金)に絞られています。
来週末ごろに咲く予想ですね。

これは、3月17日のつぼみの様子です。
つぼみの先がパカッと分かれました!

八重桜です。
色が濃い花なので、ピンクのつぼみがかわいいです!
うまく撮れなくてぼやけてしまいましたが・・・(^◇^;)

最後はおまけで春の花々です。


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しだれ桜 実況中継 開花予想

2021年 2月26日


今年は記録的な大雪になりましたね~
雪かきの大変さや、雪遊びの楽しさを思い出しました(笑)

さて、今年も、各社の福井県のさくら開花予想をまとめてみました。
  ウェザーマップ  ・・・3月24日
  日本気象協会   ・・・3月28日
  ウェザーニュース ・・・3月29日(足羽山公園・足羽川桜並木)
  お天気ナビデータ ・・・3月30日(足羽山公園・足羽川桜並木)
どこも、3月下旬に開花する予想になっていますね。
ちなみに、昨年(2020年)の西雲寺しだれ桜の開花は、3月20日でした。

そして、本日(26日)、つぼみの様子はこんな感じです。

これは、1月の大雪の時の様子です。
みるみる降り積もっていく雪は、なかなか迫力がありましたね・・・(^ ^;)
積雪は1メートルでも除雪して積み上げた雪は、軽く背丈を超えています。

いつもは車でスーッと通れる道も、人ひとりがやっと通れる道を作るのが限界です・・・

雪の白と空の青、美しすぎて雪かきの疲れも吹っ飛びます!

まるでゲレンデみたい!!・・・でも境内からの風景です(^ ^;)

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掲示板(2月16日)


仏法を聞かせていただくほどむつかしいことはありません。

仏法を聞かせていただくとは、如来の智慧を賜って我身のすがたを知らせていただくことです。

しかし私には、既に自分というものが確立されてしまっていて、自分と仏法との間に大きな壁が存在するのです。

仏法は、私にとってどこまでも知恵や教養であり、たとい悦ばさせていただきましたと言っても自分の思いにかなったというだけのことにすぎません。私たちは、どこまでも仏法に背を向けた救われない存在なのです。

しかし、救われない存在であることを本当に知らされたならば、そこに慚愧(ざんぎ)があるのです。慚愧のこころがお念仏となって下さるのです。しかし親鸞聖人は、自分には慚愧のこころさえもないと言われるのです。ご和讃をいただきましょう。(老僧)

 無慚無愧(むざんむぎ)のこの身にて
 まことのこころはなけれども
 弥陀回向(みだえこう)の御名(みな)なれば
 功徳は十方にみちたもう
  (正像末和讃)

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掲示板(1月18日)


「あえぐように生きているというほかない」

これは、大谷派の学僧・安田理深先生の晩年のお言葉です。
お弟子が「いかがお暮しですか」とお尋ねしたところ、「あえぐように生きているというほかない」というお返事だったそうです。


安田先生は在家のお生まれで、一生僧籍も持たず定職にもつかず、哲学、仏教そして真宗の教えを究め、一生請われるまま全国に仏法を説いて一生を終えられた方です。


私はこのお言葉に深いものを感ずるのです。「あえぐように生きている」というお言葉は、単に老齢になったからというのではないと思われます。私たちも、あえぎながら生きているのではないでしょうか。家族のこと、仕事のこと、お金のこと、病気のこと、老いのことなど、あえぎながら生きているのです。昨年からコロナウイルスが私たちの生活に暗い陰をおとしています。


安田理深先生のこのお言葉に、私は「あえぎながらお念仏に背中を押されて生きているのだ。そして、あえぐように私は仏法を求めているのだ」とおっしゃっているように思われるのです。(老僧)

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掲示板(12月)

2020年12月21日


 残り少なくなった人生をふと立ち止まって、自分はどのような人生を歩んできたのだろうと考えることがあります。

過去に思いを致すと、あまり良いことは浮かんできません。

やはり、ああすれば良かった、こうすれば良かったという愚痴と悔恨の念に嘖(さいな)まされることが度々あります。

なかなか良い人生を歩んだと思われないのです。

『歎異抄』には、宿業という言葉が出てきます。

何か重く暗い感じがします。

宿業の「宿」は過去という意味で、宿業とは私が嚝劫流転(こうごうるてん)してきた過去において造ってきた業なのです。

この業が今の私の人生となっているのです。

ある師の言葉に「宿業というのは、自分が自分になったという責任感なのです」とあります。

確かに私の人生は誰が作ったのでもなく、私が作った人生なのです。

親鸞聖人の言葉に「たまたま行信を獲()ば遠く宿縁を慶べ」とあります。

行信とは、本願に目覚めた信心です。

私たちは法蔵因位(ほうぞういんに)の願心と生死流転(しょうじるてん)の衆生の宿業を引き受けて歩んでいて下さる。

兆載永劫(ちょうさいようごう)の修行をいただけば、私の暗い宿業が仏法に出遇うための尊いご縁であったといただくことができるのです。

私の人生が明るみの中に転ぜられてかたじけないと頂けるのです。(老僧)

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御正忌報恩講

2020年11月29日


御正忌報恩講がつとまりました。

例年ですと3日間勤めていましたが、今年は1日に縮小しました。

また法要の様子を生中継(ライブ配信)するはずでしたが
機材の調整が間に合わず、うまく出来ませんでした。

接続を試みてくださった方々、ごめんなさい。

午後からは何とかカメラ1台で生中継しましたが、午前のQRコードでの配信となりました。申し訳ございませんでした。
また再挑戦してみたいと思いますので、次回はよろしくお願いいたします。

28日と29日の朝に、台所でお寿司やお飾りのおもちなどの準備をしていただきました。

午前10時、お日中が始まりました。
御伝鈔の読み上げも、法話も、今年は住職が勤めました。

お昼は、お持ち帰りもできるように、パック詰めのおときを用意しました。

午後2時、大逮夜が始まりました。
引き続いてお参り下さり、ありがとうございました。

法話の前に、おかざりの餅が入った温かいぜんざいをいただきました。

住職の法話です。

総代の髙橋文男さんに、ごあいさついただきました。

足を運んでお参り下さった方々、リモートでお参りを試みて下さった方々、気持ちを寄せて下さった方々、本当にありがとうございました。

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