しだれ桜 コケ取り

2023年6月19日


村の役員さんが、個人用の高圧洗浄機を持ち込んで、しだれ桜の幹に付着したコケを落としてくださいました。

コケは樹木の生命力が落ちると付着しやすくなるそうです。
樹木医さんによると、成長が衰え、樹皮の更新が滞り、樹皮が脱落せずに樹木についたまま風化すると、コケが着床しやすいと教えていただきました。
そのため、大切なのは、樹木の生命力を回復させて、樹皮を更新させることです。

そこで、まずはコケを落としていただき、風通しを良くして、樹勢回復の手助けをしていただきました。

高圧で水を吹き出し続けるため、はねかえりで全身びしょ濡れなのはもちろん、頭や顔にコケや泥などもはねかえってくるので、大変な作業でした。
コケがどんな風についていたのかわからないほど綺麗に落としていただいたおかげで、しだれ桜がとてもスッキリしました。
ありがとうございました!

これは境内全体の風景を撮ったものなので、コケの様子はわかりにくいかもしれませんが、比較として先月のしだれ桜の様子です。
もさっとコケがついていますね。

お御堂前のしだれ桜です。
幹が分かれていて隙間がたくさんありますが、はしごを使って細かいところまで落としてくださいました。

納骨堂前のしだれ桜です。
道に落ちているコケや白い水しぶきが大変さを物語っていますね。
境内にある他の桜のコケも落としてくださいました。

階段のコケも落としてくださいました。