掲示板 7月24日

一声のお念仏はまことに尊いものでありますが、なかなか称えられるものではありません。

昔からお念仏のおいわれを聞くのが聴聞だといわれますが、この南無阿弥陀仏の六字のみ名に如来さまの大悲のおこころのすべて、そして私たちの救われる道理があらわされているのです。

その道理を「機法一体(きほういったい)」の道理といいます。

機とは、南無阿弥陀仏の法によって救われていく私たちのことです。

法とは、この私たちを必ず救おうという阿弥陀の法です。

阿弥陀仏は「機法一体」となって私たちを救おうとされるのです。

南無という機をおさえれば、罪悪深重という「助からない機」、法は「いかなる罪業のものも助けよう」という阿弥陀仏の法のはたらきです。

この南無阿弥陀仏の六字のみ名に永遠に救いのない機、その機を救おうという法がはたらいているのです。

私たちは南無阿弥陀仏という六字のみ名を仰いで、「南無の機」をつかまなければなりません。

そこに罪悪深重の助からない私としての南無の座を賜るのです。

そこに出て下さるのが、まことの念仏です。 (老僧)

お正月

2022年1月1日、2日


1日
6時、寒く暗い中おあさじにいらして下さった方々もいました。

10時半から、武周の方々がいらっしゃいました。

13時から、二ツ屋の方々がいらっしゃいました。

2日
11時から、殿下の方々、坪谷の方々がいらっしゃいました。

除夜の鐘

2022年1月1日


あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

昨年末にお餅作りと掃除をしていただきました。
おかげさまで気持ちよく新年を迎えることができました。

こんなにきれいに拭いてくださいました!
ありがとうございます!

除夜の鐘です。
さらさらの雪が積もる中、次々とたくさんの方に足を運んでいただき、
今年の鐘撞き堂は、ひさしぶりににぎやかな声に包まれました。

みなさんと元気に、にぎやかに今年を迎えられて嬉しかったです。

御正忌報恩講

2021年11月29日


投稿が遅くなって申し訳ありません。(汗

今年も、御正忌報恩講がつとまりました。

前日の28日に雪囲いで集まっていただいた際に、提灯もつけていただきました。

28日と29日の朝に、お飾りのおもち作りや、お寿司(おとき)などの準備をしていただきました。

午前10時です。お日中が始まりました。

対談:『看護師さんと考える生老病死』

今年は法話という枠を超えて、在宅医療の看護師さんと住職が対談を行いました。
対談と銘打ってはいますが、看護師さんも住職もお参りされている方々に向かって話していることがほとんどで、お参りされている方からも質問や体験談などを聞かせてもらうような、そんなお御堂が一体となる空間でした。
その場にいるみなさんと一緒に、生きるということ、看取るということを、在宅医療を通して考えられたのではないかなと思います。

午前の部では、『家で医療を受けるという道』と題して、在宅医療について教えていただきました。

八木さんは何度も、「病院と在宅医療、どちらが良い悪いではなく、それぞれの役割やメリットデメリットがあることを、まず知ってほしい」と話されていました。
その上で挙げられた在宅医療のメリットは、「住み慣れた家で生活ができること」「家族の声や生活音が聞こえる安心感」です。午後の部ででしたが、住職からは「近所の人に会える」ということも挙げられていました。

お昼(おとき)は、座敷でいただきました。
ささやかではありますが、おかずも作っていただきました。
コロナ感染の対策として、少し間隔をあけての昼食でしたが、やはり一緒に食べるのは良いですね~

おときの後には、お御堂で火鉢を囲み、お参りの方と八木さんが直接話をしたり、お参りの方同士がお話をしていたりと、なごやかな時間を過ごしました。

午後2時、お逮夜が始まりました。

対談の前に、お飾りのもちが入った暖かいぜんざいをいただきました。

午後の部では、『家で看取る、そしてその後』と題して、「自宅で看取る」ということに焦点を当ててお話をしました。また、八木さんや住職、お参りの方々から、さまざまな事例を聞くことができました。

最後に八木さんがまとめとして話されたのは、「自分がどうやって生きていきたいのかを考えてほしい」ということでした。これも、一日を通して何度も繰り返しお話しされていたことでした。
在宅医療では、さまざまな専門家が、本人や家族の意思を尊重しながら、具体的にどのようなサポートをしていくかを一緒に考えてくださるそうです。そんなに心強い専門家チームがあるのかと、なんだか胸が熱くなりました。
また、八木さんが勤務する施設では24時間対応しているそうで、「夜中でも遠慮なくご連絡ください」とおっしゃっておられました。その際、「私たちも、その場その場でぜひ立ち会わせていただきたい。立ち会わなければならないなと考えています」とおっしゃったのが、八木さんの所属するチームの在宅医療への想いが溢れているなと感じ、とても印象強かったです。

午前の部でも午後の部でも、総代の高橋文男さんにごあいさついただきました。

夕方ですが、暗い中後片付けもしていただきました。
ありがとうございました。

足を運んでお参りくださった方々、対談の席に快く座っていただいた八木さん、また、気持ちを寄せて下さった方々、本当にありがとうございました。

雪囲い

2021年11月下旬


20日、23日、26日に、有志の方々にお御堂と鐘つき堂のテントを張っていただきました。
連日雨予報の合間を縫って、何回にも分けて雪囲いをしていただきました。

28日は武周の方々に集まっていただき、雪割りや座敷の裏側をしていただきました。

みなさん、今年もありがとうございました!
おかげさまで、安心して冬を迎えられます!

報恩講 2日目

2021年10月19日


午前7時。おあさじです。

午前8時。今日の分のお寿司を作って下さいました。
うっかり写真を撮るのを失念してしまいました。

午後9時半。役僧さんが始まりの鐘を鳴らしてくれます。

午前9時半過ぎ。福井・西安居からのバスが到着しました。

今日もにぎわっています。

午前10時。報恩講最後のおつとめ、満日中が始まりました。

今日も『御伝鈔(ごでんしょう)』を読み上げます。
昨日に引き続き、越前市の浄願寺住職、源善浄師が読み上げて下さいました。

法話は西雲寺住職です。

今日も、筆頭総代の高橋さんにご挨拶いただきました。

後片付けです。

最後まで、ありがとうございました。

報恩講 1日目

2021年10月18日


今年も報恩講が無事つとまりました。
バスの団体参拝の分散、マスク着用などの感染予防にご協力いただきましてありがとうございました。

朝8時。多くの方々をお迎えするため、早朝から台所に立っていただきました。

帳場の方々にも、早くから準備をしていただきました。

午前9時半、役僧さんが始まりの鐘を鳴らしてくれます。

坪谷からのバスが到着しました。

おつとめが始まる前のお御堂です。
個人で参拝された方もたくさんおられて、久しぶりにお御堂がにぎわいました。

午前10時。今年の報恩講の最初のおつとめ、お日中が始まりました。

今年も毎回、親鸞聖人の一代記『御伝鈔(ごでんしょう)』を読み上げます。内容は4回に分けさせていただきました。
読み上げて下さったのは、越前市の浄願寺住職、源善浄師です。

今年の法話は住職がつとめました。(夜のお初夜以外です)

毎回、筆頭総代の高橋文男さんにご挨拶していただきました。

おとき(昼食)の代わりに持って帰っていただくお寿司です。
優しい味付けでとてもおいしかったです!

お昼になりました。
お御堂でストーブを囲み談笑するみなさんの姿が、なんだかとても久しぶりに感じました。こんな光景を当たり前と思える日が早く来てほしいです。

武周の方が手作りされたお人形を展示させていただきました。
一体一体に表情があり、ストーリーがあって、まるで生きているようなあたたかさを感じました。作品数も多くとても見ごたえのある空間で、参拝された方々も思わず足を止める魅力があり、空き時間は常に賑わっていました。

十二支の作品です。みなさんの干支の動物はみつかりましたか?

御門では、朝から夕方まで、仏具店の方が参拝される方々を迎えてくださいました。
数珠やお香、タオルやストラップなど様々な品物が並べられていました。

午後1時半ごろ、国見からのバスが到着しました。

午後2時。お逮夜が始まりました。

御伝鈔を読み上げて下さったのは、越前市の光善寺住職、鶴峰章師です。

夜7時。お初夜です。

武周の方々に、『行譜正信偈』のお調子を取っていただきました。
普段のおつとめではなかなかあげる機会のないお調子ですが、お一人お一人の丁寧にあげてくださる後姿がとても頼もしく、じんわりと心が温かくなりました。

夜の法話をして下さったのは、越前市の光善寺住職、鶴峰章師です。

夜遅くまで、ありがとうございました。

報恩講 準備

2021年10月9、16、17日


報恩講をつとめるために、今年もたくさんの方に時間をかけて準備をしていただきました。
ご助力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

10月9日は、参道や境内、お寺の周りの草刈りをしていただきました。

納骨堂の裏です。急斜面で足元も不安定な場所です。

こちらは境内です。

鐘撞き堂の奥の斜面です。ここもかなりの急斜面です。

ここは、お御堂の裏です。

10月16日は、仏具のおみがきと幕吊りなどの準備をしていただきました。

これはおみがきの様子です。
仏具は一つ一つが重く、複雑な模様が彫られています。とても細かい作業ですが、丁寧に磨いてくださいました。

幕吊りを終えて、ちょうちんの準備をしているところです。

境内の掃除もしていただきました。

10月17日は、お御堂や納骨堂、廊下などの掃除と、もち作りをしていただきました。
窓枠ひとつひとつ、部屋や廊下の端まできれいにぞうきんで拭いたり掃除機をかけたりしてくださいました。

納骨堂や玄関口もきれいにしていただきました。

お飾りするおもちです。

二ツ屋の方が育てられたバラです。今年も変わらず美しいですね。
当日は、お御堂の入り口に飾ります♬

永代経・前坊守23回忌 2日目

2021年 4月8日


晴天に恵まれる中、永代経・前坊守23回忌法要の2日目も無事つとまりました。

しだれ桜は葉が目立つようになり、濃いピンクの八重桜やハナモモがちょうど見頃を迎えていました。

ご参拝いただいた方々には、西雲寺の春を存分に味わっていただけたのではないでしょうか。
皆さまの笑顔を見るたび、この景色を観ていただけた喜びをしみじみと感じました。

おあさじ(7時)です。

お日中(10時~12時)には、坪谷の方々が団体でお参り下さいました。

お勤めの後、地元殿下小中学校の児童生徒の皆さんによる雅楽の演奏がありました。
初々しくも力強い音色が、境内に響き渡りました。

昨日に引き続き、布教は奥田順誓師です。

髙橋文男さん(筆頭総代)にも素敵な挨拶をしていただきました。

最後に、武周の方々に後片付けや掃除をしていただきました。
最後までありがとうございました。

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永代経・前坊守23回忌 1日目

2021年 4月7日


今年は、しだれ桜やハナモモが咲き誇る姿を皆さんに観ていただきたいとの想いから、4月に永代経を移動させていただきました。

昨年に引き続いて感染対策も実施し、皆さんにも協力していただきまして、無事つとめることができました。
また、今年は前坊守の23回忌法要もあわせてつとめさせていただきました。

6日に、提灯と幕を飾り付けていただきました。

台所では、おかざりのもち作りや、おときの代わりにお持ち帰りいただく五目寿司を作っていただきました。

今年の永代経も、感染リスクを減らすために、団体参拝を分散させていただきました。
お日中(10時~12時)には、国見の方々が団体でお参り下さいました。

布教は、福井の奥田順誓師です。
7日のお日中・お逮夜・お初夜、8日のお日中、それぞれ1席ずつお話し下さいました。

髙橋文男さん(筆頭総代)に、7日のお日中・お逮夜、8日のお日中それぞれでご挨拶いただきました。

住職も挨拶をしました。

お役僧さんが、お鐘をついてくれます。

お逮夜(14時~16時)には、福井市内・西安居の方々が団体でお参り下さいました。

末定育雄さん(前筆頭総代)にもご挨拶いただきました。

参って下さった方々に、お飾りのもちと五目寿司をお配りしました。

お初夜(19時~21時)です。

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