2017年 2月26日、27日
4人の仲間とともに、熊本各地を訪れました。
地震からまもなく一年、家屋の被害判定の混乱も収束したようで、ようやく解体され、一面に更地が広がる状況でした。
1年前を振り返る現地の方々の記憶は驚くほどよく似ていて、口をそろえておっしゃっていました。
「この世の終わりかと思った」
「洗濯機の中にいるみたいだった」
「1度目で避難したから命拾いした」(2度目の本震で家屋がつぶれた)
「本震が日中だったら死者は数万人規模だっただろう」(ショッピングセンターなど大規模施設が崩壊した)
通常の生活に戻りつつある今、昨日のことのように思い出してくださって本当に有難かったです。
益城町で被災した店舗が力を合わせて仮営業をしています。なんと4月14日に開店予定だった店舗でカレーライスをいただきました。
ブルーシートも一年はもたないようです。雨漏りがひどい状態だろうと思われます。
上の写真の家とは違いますが、実際に雨漏りがひどく取り壊しが決まった家に入れていただきました。
益城町では取り壊しがすすみ更地が広がっていましたが、費用や業者さん不足などで再建はまだ先のようでした
このように当時のままの家屋もまだまだあります
広大な熊本城のうち国の重要文化財になっている箇所については正確に元の状態に戻さないといけないようです
大西熊本市長さんから昨夏のお礼を言っていただきました。自治体同士が姉妹都市なのですが…政治はもどかしいですね…
遠く阿蘇までご案内いただき、阿蘇神社の宮司さんから当時の話を伺いました。なんと永平寺の宮大工さんが修復にあたっていました。
阿蘇山地の山崩れ現場。家屋のすぐそこまで土石流が流れてきていました。